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写真館プレゼンツ!旅行先の写真の撮影テクニック

お宮参り、七五三はじめ、近所の公園へちょっとお出かけなど、イベントの大小に関わらず、可愛いお子様の写真を残すチャンスはたくさんあると思います。でも、どうせなら良い写真を残したいですよね。
昨今はスマホアプリの補正機能が充実し、同じ写真でも個々のお好みに合わせて簡単にレタッチできるようになってきました。

元の写真が理想に近ければ近いほど、そのあとの写真も素敵なものになってくると思いますので、スタジオシリウスでも使われるテクニックを一部紹介したいと思います。

 

 

1.顔に光を当てる

お部屋の中、屋外を問わず、光と写真は切っても切れない縁があり、もっと簡単に言うと「どこを明るくすると上手に撮れるか」とも言い換えられます。今回は日中に絞ってお話ししますね。

写真を撮る時に日光の方向で撮れ方が随分違います。まずは写真に写るお子様、ご家族様(以降モデルと言います)のお顔の向きを、日光(明るい方)の向きに合わせてみましょう。そうすることでモデルの顔が明るく撮れるので、手軽に失敗の少ない写真が撮れます。

お顔に満遍なくが理想で、「雲がないお日様ギラギラ」よりも「曇ってるけどお日様の場所がわかる」感じの方が失敗は少ないです。ギラギラの光は逆に明るすぎて、場合によっては「お顔は良い感じだけど、その他が真っ白」なんてことにもなります。

光→→カメラ→→モデル

基本的には自分(カメラマン)は光に背を向けて、光とモデルの間に入って撮影するという事です。考えてみれば当たり前の事なんですけど、そういう光の方向を意識してカメラを向けると、「思った通り」の写真に近づけること間違いなしです。

 

 

2.レフ板を使う

子どもの頃、手鏡や光を反射するもので、太陽の光を反射させて「わ!まぶしい!!(+_+)」みたいな遊びをしたことはありませんか?スタジオではしばしば、同じ原理を使ってモデルに当たる光を底上げしたり、光が足りないところに光を足してあげたりしています。

20年ほど前、当時人気を博した「伊藤家の食卓」という裏技紹介番組がありまして、「プリクラをもっときれいに撮る裏技」が紹介されました。簡単に言うと、「アルミホイルを貼った段ボールを持ち込んで、機械の前に置く」というものです。今とは違い、当時のプリクラは補正機能が皆無で、インスタントの証明写真に毛が生えたようなものでした。プリクラ機の中もそんな感じなので、天井からの光をアルミホイルで反射し顔に当てることで、光が「盛れる」というわけで、ここにはレフ板の原理が使われています。

さて、レフ板がご家庭にあれば「それ使って顔に光当ててね」で話が終わるんですが、普通はレフ板なんてありませんね。なので、裏技ではアルミホイルのDIYレフ板が使われたのですが、今回は「旅行先で」がテーマなのでビジュアル的に微妙なのと、何より反射しすぎて逆にまぶしくなるので、あまりお勧めしません。日中の屋外の場合は、白い布や白い画用紙で代用すると丁度良い感じになると思います。

 

 

3.お子様は目線の高さ~ローアングルで

何かに夢中になるお子様の姿はぜひカメラに収めたいですよね!そんな時はぜひ、お子様の目の高さに合わせてカメラを構えたり、下から見上げるようなアングルで撮ってみてください。

表情重視ならドアップ。少し遠目で周りの風景も入れて。ぜひお試しください。

余談ですが、昭和の仮面ライダー、特に初代仮面ライダーと平成の仮面ライダーとでは、カメラアングルが決定的に違うと言われています。それは、初代仮面ライダーは子どもの目線の高さから撮影されているようで、見上げる感じがして、全てが大きく見えるんですね。

 

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